交換留学プログラム

MBAプログラム EMBAプログラム

本研究科は、国際化の進展に伴い、1988年度に海外の定評ある大学・ビジネススクールとの間で単位互換制度による交換留学プログラムをスタートさせました。修士課程に在籍するKBS学生は選抜の上、2年次の2学期(3~4カ月間)に北米、欧州、アジアなどに所在する協定校に留学することができます。また、協定校からは2学期および3学期にそれぞれ留学生を受け入れ、留学生とKBS学生が共に学べる英語による授業科目を開講しています。

プログラムの特徴

豊富な協定校

KBSの交換留学協定校はいずれも世界トップレベルの大学・ビジネススクールです。所在地もアジア、欧州から北米まで幅広く、自身の将来のキャリアに合わせて様々な観点から留学先を選択できます。

短期の留学プログラム

留学期間は3〜4ヵ月間と短期間であるため、過去に海外に長期留学した経験のない学生でもチャレンジしやすいプログラムです。

留学前の学習サポート

入学後に英語能力テストの受験を新入生全員に課しています。なるべく早い段階で自身の英語力を確認することで留学への意識を高め、効率的な学習計画を立ててもらうことを目的としています。早期に英語力アップのための学習に取り掛かることで、英語力に自信のない学生も留学の機会を得られるよう、また留学を目指す学生がより多くの選択肢を持てるようになります。また1年次1学期より英語でのコミュニケーションの訓練を目的とした授業や、協定校からの留学生も参加する、すべて英語で実施される授業科目を設置しているため、日本にいながら留学に必要なコミュニケーションスキルを習得することができます。

留学しない学生にもメリットがあります

2学期(9月~12月)および3学期(1月~3月)に協定校から交換留学生を受け入れているので、一緒に英語による授業科目を履修できます。海外留学を選択しない場合でも、KBSにいながら海外の学生と共に学び、交流することができ、国際感覚を身につける機会があります。

プログラム概要

出願資格(一部の概要)

  • 本研究科修士課程正規生で、派遣時に2年次に在籍する者
  • 1年次2学期までの基礎科目(MBAプログラム)・コア科目(EMBAプログラム)の平均点が基準点以上である者
  • TOEFL iBT の点数が基準点以上であること(ただし、留学を希望する協定校が独自の基準を設けている場合は当該基準以上の英語力を有すること)
  • MBAプログラム学生については、本研究科の修了要件を満たす見込みおよび修士論文完成の見込みがあること
  • EMBAプログラム学生については本研究科の修了要件を満たす見込みがあり、留学中も個人研究科目およびビジョナリー科目に取り組むことができること
  • 1年次年2学期までに授業言語が英語の専門科目*を1科目以上履修し、単位を取得していること(ただし、EMBAプログラム学生はグローバル経営科目も可とする)

※出願資格は変更となる可能性があります。詳細については入学後に対象の派遣年度の募集要項でご確認ください。
※EMBAプログラム学生が本プログラムに参加する場合、派遣先ではフルタイム学生として就学する必要があります。そのため、業務上の調整が可能であることが出願の前提となります。

留学先での履修および単位認定

派遣学生は、留学先で本研究科が定める一定の単位数の規準を満たすよう、授業科目を履修します。留学先で修得した単位の一部は、所定の手続きにより、修了に必要な単位として認定されることがあります。

費用

留学先での登録料と授業料は免除されますが、渡航費、生活費、教科書代、保険代等その他の留学諸経費は個人負担となります。なお、本学が指定する海外旅行保険および海外危機管理サポートの加入・登録が義務となります。

留学体験者の声

各校の特色

Tuckは学生数が1学年280名程度で、昨今のMBAトップ校では数少ない、小さいコミュニティーで教育の質を保っている学校でした。そのお蔭で、教授陣からのサポートが手厚く、レポート課題の相談や講義の後の追加質問などのために、十分な時間を頂きお話しすることができました。
(Tuck School of Business at Dartmouthに留学)

特徴的な授業

"Medical Care and the Corporation"
グループに分かれ、実際にクライントを持ち1学期間かけてコンサルティングするプロジェクトを行いました。チームメンバーは、MBA生だけでなく、医学部生や公衆衛生研究科の大学院生など、ダートマス大学内の他の学生とも協力しながら、クライアントの為に問題解決と提案を行いました。アメリカの医療の提供体制や保険制度など、新しく勉強しなければいけないことが多くありましたが、医学部生などの力を借りながらリサーチしました。一方で、プロジェクトマネジメントの面ではMBA生として力を発揮し、チームのペースをつくっていくことや、クライアントの要望に応えることができているか軌道修正することで貢献できました。クラス内で新しい知識をインプットしながら、プロジェクトを通してクライアントに対しアウトプットできた経験は、短期間でしたが実践的でした。
(Tuck School of Business at Dartmouthに留学)

滞在中の生活

8カ国の学生達とハウスシェアをしながら生活をしていたのですが、全員が母国外で生活をする外国人という環境下であるからこそ、お互いの生活習慣や考え方の違いを実感する事ができ、非常に貴重な経験となりました。彼らハウスメイトとは、様々なネットワーキングパーティに参加し、ヨーロッパ各地を共に旅行するなどして、生涯の友となる事ができました。
(IE Business Schoolに留学)

課外活動

Kelloggの課外活動で最も有名だと言われているのがKWEST(Kellogg Worldwide Experience & Service Trip)といわれる1年生向けのボランティア旅行です。世界中で同時期にボランティア活動や様々な課外活動に挑戦します。KWESTでのルールはただ1つで、自分の名前以外は一切の個人情報を明かしてはいけないこと。全ての先入観や固定概念を取り払った上で、初対面の25名と1週間旅をすることで、今までいかに様々な先入観に影響されてきたかを実感できました。そこでできた仲間は特別な存在となりました。
(Kellogg Graduate School of Management, Northwestern Universityに留学)

協定校

※協定校は変更可能性があります。
※協定校の一部はEMBAプログラム学生の受入を実施していません。以下の協定校一覧中、「IP*」と表記されている協定校は、KBSのEMBAプログラム学生も原則として受入可としている協定校です。

アジア・オセアニア

欧州

北米

南米

中東

(地域別・アルファベット順)

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