組織における人(=人的資源)の活用について研究しています。
新しいビジネスや社会の変化へ対して受け身な人材マネジメント、企業・社員間の労働取引の悪化、それに伴う報酬・能力開発・労働意欲の長期的低下、結果として国際的にかなり低くなってしまった労働生産性など、現在日本組織の人事管理には多くの問題があります。
その解決のために、各企業には①自らの組織における人事課題の正確な認識(問題設定)、②組織の価値観・目的に基づいた人材政策(ポリシー)の策定、③それを実現する管理のしくみ・手法(マネジメント)について、自力で立案する組織能力が求められています。
面白い仕事をつくり、働く人の能動性を引きだす組織のあり方について考えています。