Learning for Executive Leadership

慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)は、1962年に日本初のビジネススクールとして設立され、当初より「日本の経営・企業社会の将来を担うトップ・マネジメント、リーダーを育成する」というミッションを掲げて、人材育成プログラムと研究活動を展開しています。

Executive MBA(EMBA)は、そのミッションを果たすための新たなプログラムとして、2015年に開設されました。従来のMBAプログラムはフルタイムで学びますが、EMBAプログラムは中核人材の育成を目指し、入学条件として15年以上の勤務経験を課して、土曜日を中心として授業を行っています。職責を果たしながら、より高いレベルの経営スキルを求める人を対象としたプログラムです。

EMBAプログラムでは、以下のような成果を目指しています。

第1に、ビジネス経験のある社会人が、改めて各分野の体系的知識を得ること。第2に、ケースメソッドによってその知識を実践的に活用して、自社の問題を発見し解決するスキルを身につけること。第3に、経営者としての情熱、使命感、志について考え体得すること。第4に、日々直面する短期的な課題に取り組むだけではなく30年後、50年後という長期的な視点に立って、自らが所属する企業や業界、日本やアジア、さらには地球規模で経済社会のあるべき姿を設計することです。

自らが社会や組織にどのように貢献できるかという可能性を模索し、根源的な経営課題を探求する人。深い情熱や使命感を持ち、自分自身が考え抜いた方向に、組織と周囲の人たちを先導していける人。地球全体という視点から、経営や社会のあるべき姿を考えていける人。そのようなリーダーを育成することが、EMBAプログラムが目指す価値です。KBSでは、学生同士あるいは教員と「半学半教」の学習環境で切磋琢磨し、互いに学び合い、共に成長していきます。このような環境の中でこそ、世界に通用する真のリーダーシップが涵養されると我々は考えています。

EMBAプログラムの特徴

職責を果しながら学び、学びながら使命感を深める

異業種・異職種・異文化の中でお互いを鍛える

ケースメソッド・フィールド・ビジョナリー:理論と実務の融合

経営学修士(MBA)を取得する 学位プログラム

ナビゲーションの始まり