慶應義塾大学大学院経営管理研究科の修士課程プログラムであるExecutive MBA（以下EMBA）では、国内フィールド科目の一環として、熊本市、合志市、上天草市、人吉市等の自治体と学生グループが協働して地域創生のための具体的戦略を立案、その実現を目指す実践的な取り組みを通して、これまでも成果を挙げてきました。2022年度は、熊本県合志市にて産官学が連携し、EMBA及び (株)三菱UFJ銀行*が協力して小中学生向け金融教育イベントを開催しました。
　地域で金融教育を実施したいという熊本県合志市の熱い思いに応える形で、2023年2月25日(土)、熊本県のルーロ合志において、EMBA生の1人の派遣元である㈱三菱UFJ銀行がSTOCK POINT㈱、㈱東京証券取引所と協力、対面+オンラインのハイブリッドにて金融教育イベントを開催し大好評を頂きました。また、開催にあたっては、合志市子ども会育成連絡協議会の全面協力のもと、多くの小中学生が参加し、家族ぐるみで参加する姿も多数見られました。また、合志市クリエイター塾卒業生がPR用のチラシ作成や当日の動画・写真撮影に携わる等、まさに合志市でも地域を挙げての金融教育イベントとなりました。
　特にイベント後半のワークショップは、身近なポイントを用いて地元企業に疑似投資するという実践的な内容で、ゲーム形式に基づきレベルアップを図りながら経験を深め、「運用を身近に感じた」「お金のことを考える良い機会になった」「人生を通して必要となるお金の金額を知って驚いた」「いくつかに分けて投資することの重要性を知ることができてよかった」など、満足感に溢れる声を多数頂きました。

イベント当日風景

これに先立ち昨年7月日吉キャンパスで行われた 国内フィールド報告会
熊本県合志市 名垣　眞一 副市長、商工振興課 本田 千晴 様とEMBA生

*：（株）三菱UFJ銀行が運営する資産形成総合プラットフォーム「Money Canvas」詳細については下記QRからご確認ください。

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