藤田 陽子 君


藤田 陽子
横河電機株式会社 IAPF ビジネス推進C 情報戦略推進部 部長
2018年 経営管理研究科修士課程(EMBA)修了

「企業で中核として働きながら、さらなる成長を目指す学生の集まりだからこそ得られる深い学びがある」 EMBAに入学して半年が経ち、いっそう強く実感しています。

私は会社では組織のリーダーとして、様々なビジネスシーンにおける迅速な意思決定や、人を巻き込み・動かすことの大切さ、そして難しさを日々感じています。

EMBAの授業では、経営スキルはもちろんのこと、高い志と成長意欲にあふれた同級生との議論が、自分の課題に直結する新たな気づきと示唆を与えてくれます。特に大学卒業後、自社一筋の私にとって、異なる業種・職種のビジネスの知見や価値観に触れられる機会は大変貴重であり、毎回多くの学びを得ています。

最近では、自分自身の意識に変化を感じています。例えば「経営者討論」科目では、厳しいグローバル競争の中、会社の成長を導いてこられた企業経営者の想いやリーダーシップ論を拝聴することで、自分自身が目指したいリーダーシップ像が明確になり、それを目指して意識的に行動できるようになってきました。

「ビジョナリー」科目では「40年後の社会と地球の未来を見据えて、企業人として何ができるのか?」を検討していく中で、環境問題やアフリカの貧困、新興国でのビジネス機会についてより真剣に考えるようになりました。また、「自分の関わるビジネスと自社成長のために何ができるか?」から「地球社会の継続的な成長のために何ができるか?」と興味・関心の幅が広がり、今までになかった視点で物事をとらえ、俯瞰的に考えられるようになってきました。

学業と仕事の両立は大変ですが、自分でも驚くほど忙しい毎日を楽しむことができています。これも素晴らしい仲間と出会い、多彩な教育カリキュラムとインタラクティブな授業を通し、実践的な学びと自分の成長の実感を得られているからだと思います。この先卒業までの1年半、この素晴らしい成長の機会を支えてくれる会社と家族に感謝し、グローバルに通用する経営スキルと自分らしいリーダーシップの体得を目指して、愚直に努力を続けたいです。

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