2020.06.05

EMBA海外フィールド エチオピア訪問(2020年2月)

NIB Bank
エチオピア大使館
日本大使館

2020年2月、いまだCOVID19が我々の教育活動を妨げることがなかった時期に、EMBAではエチオピアへの現地訪問を行ない、学生らが事前研究で策定したビジネスプランの検証を行った。

現地調査に先立っては、在日本エチオピア大使館にGebrehiwet大使(前在アメリカ大使)を訪ね、同大使および大使館職員アベベ氏の支援により、様々な企業・組織・施設への訪問が可能となった。それらはNib International Bank、エチオピア商品取引所、Ethiopian Investment Commission、ET Holidays、そしてElelan Leather社などである。また、在エチオピア日本大使館では松永大介特命全権大使より歓待していただいたことも忘れられない。これら以外にも様々な場所へ出かけ、各チームはビジネスプランの検証を行ない、非常に多くの学びを得た。

その学びをまとめれば、それはエチオピア経済の持つ潜在的可能性の大きさであろう。1億人を超える人口、確固たる農業基盤に加え、最も印象的だったのは我々が出会ったエチオピア人の勤勉さと前向きなマインドである。長きにわたる海外生活を経て祖国のエチオピアに帰ったエチオピアのビジネスパーソンに我々は多く出会ったが、彼らは繰り返し、祖国の経済発展に貢献したいという熱い思いを語っていた。その純粋に祖国を大切に思う心と野心に深い印象を受けた。

さて、EMBA生らは実地検証を通じて、最終的に5つの事業提案に至った。1)エチオピアコーヒーの巨大農園を活用したコーヒー体験リゾート、2)ITベンチャーや起業家を育成するテックハブコンセプト、3)エチオピアのバラからローズオイルを加工生産する高付加価値型事業、4)ケニアを超える標高を活かしたマラソントレーニングセンター・リゾートによる国家ブランディング、5)エチオピア産テフの日本への輸出・加工ビジネスである。

総じて、エチオピアとは大きな経済的チャンスにあふれた地であるとともに、大変に重要な文化学習の源泉となる場所であることに改めて気づかされた訪問であった。

EMBA学習指導委員 岡田正大
修士課程EMBAプログラム2年 小貫さおり

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