経営幹部セミナー 派遣元からの声

小栗 昌二 氏
株式会社デンソー 熱事業グループ 熱経営企画室 経営企画課長(次長級)

本セミナーへのご派遣を決定していただいた 「決め手」

課長クラスの研修プログラムの一環で長年受講させていただいておりましたが、諸事情から2012年を最後に一旦派遣を休止させていただきました。その間は他研修に参加していましたが、企業・トップが題材であるというケースの視点の高さ、さらには理論の一方的な詰め込みでなく討議を通じて実践的な学びがある点、モチベーションの高い受講者が集い相互に刺激し合える場である等の優位性から、今回弊社の研修プログラムの見直しを機に再開させていただきました。

KBSの教育およびセミナーへ期待すること

研修・教育は「いかに受講後につなげるか」が鍵となります。「ケースメソッド=他社の実践・討議の中での架空の実践」を「自分自身の実践」に結びつけなければなりません。これは我々派遣元が対応すべき点ではありますが、貴校でも受講後の実践の促進にご協力いただければと思います。

御社内での本セミナーの位置づけ

課長クラスの1年間の研修プログラムの必須社外研修として受講させていただいております。それぞれの担当分野で活躍している人材ですが、今後上位の役割を担っていくには、視野を会社・事業全体に広げ高い視点で考える力を醸成すること、今後直面する重要な判断の場に備え引き出しを増やしておくことが必要です。その点で企業・トップがどう考えどう行動したかというケースを元に、討議を通じて様々な思考のストーリーを共有・理解し合えることは受講者にとって非常に有益と考えています。

10泊11日の合宿型という形式について

仕事・家庭から離れた環境に身を置いて勉学に没頭できる点、他社様からの受講者と深く議論・交流できる点で非常に有益です。参加型の研修で感じることですが、社内研修だと比較的意見が割れることは少なく、相手の発言の意図も自然と理解できてしまう。一方社外研修だとそういった点がなかなか理解できない。でもそこを理解し合わないと進まない。議論=新たな気づきであり、休憩・食事中のコミュニケーションでさえもそのような機会となり得る合宿型セミナーは、多くの気づきを得られる貴重な場であると思います。

セミナー期間中のことで特に印象に残っていること、また第114回経営幹部セミナーの受講者からのご意見など

私が受講した第100回経営幹部セミナーでは、ケースに関連する記事が受講期間中の日経新聞に掲載されるということが複数のケースでありました。今思うと、常に新鮮な題材・内容にケースが更新されているからこその必然だったと感じています。また今回、何名かの受講者と話をしましたが「視座が上がった」「異業種・異業界の受講者との議論はとても刺激になっている」「会社に戻ったら受講メンバーで集まり、学びを振り返って共有する場を設けたい」といった前向きな声が聞かれました。


中村 勝 氏
クオール株式会社 代表取締役社長

東証2部、保険薬局事業、2012年10月に設立20周年

2012年度
高等経営学講座2名、
経営幹部セミナー2名ご派遣
2011年度
高等経営学講座1名、
経営幹部セミナー4名ご派遣

コミュニケーション力を涵養するセミナー

KBSへ派遣する主な目的はコミュニケーション力の涵養です。経営とは、外部の方との人脈や、関わり合いによって成り立っている部分があると思います。医療行為の際にも、患者さんに対するコミュニケーション力を高めることが欠かせません。セミナーの成果としてはまだ入り口くらいかもしれませんが、参加した本人たちも、「自分より優秀な人間が数多くいるな」と良い意味の刺激を受けた感じがします。
KBSのセミナーは、一定の知識を得るための一方的な講義形式ではなく、コミュニケーション力も学べるのが非常に素晴らしい点で、今後ともKBSの力を借りて的確に教育の場を提供して行きたいと考えています。

エーザイ内藤社長とKBSとの出会い

エーザイの内藤晴夫代表執行役社長(注:当校顧問)とは常務時代から非常に親しかったし、今も「おい中村」と内藤さんに呼ばれるくらいです。その頃エーザイ独自の経営セミナーがあり、私は毎回出席していたのですが、そのセミナーは、KBSの教員が全て講師を担当していました。私がもし会社を立ち上げたら、幹部を育てる手段としてKBSから教育を受けたいとずっと考えていて、やっと弊社設立20年目にして少しずつできるようになってきたかな、と思います。
KBSのセミナーは、他流試合のディスカッションにより得られる気付きが多く、社員、幹部のためになると思っています。一方で、あの当時のエーザイのように、長期的な視点で、クオールの長所も欠点もすべてを理解された上でのセミナーもやっていただけると、社員教育がより充実したものになると考えています。

真のマネジメント人材に求められるもの

哲学というのは個人が持つもので誰かが与えるものではありませんが、企業人として必要な哲学は「常識」と「良識」だと思います。私は、日本はそれらが非常に哲学的に定着している社会であると思っています。例えば、日本の国民皆保険制度はまさに良識と常識の世界で、それを担うのが我々の会社ですから、社員各自には良識と常識を求めます。「法律は限られたものしか決めていないので、ほとんど良識と常識の中で人間社会は処理されているのだよ」、と。
KBSのセミナーから戻ってきた社員のレポートを見ると、他の受講生との討論の中でもそういうものを強く感じたと書いていました。それは非常にありがたいことだと思っています。

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