キャリアサポート

M31期(2010年3月修了)隠塚 信介

企業:ボストン コンサルティング グループ
部署:東京オフィス
役職:コンサルタント

KBS2年次の夏休みに、私は第一志望のボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)からフルタイムのオファーを獲得しました。私はKBS入学前から修了後のキャリアとして戦略コンサルティングファームへの就職を考えていましたが、それは容易なものではありません。私はBCGのサマーインターンシッププログラムへの参加を目標として入学直後から準備を始め、幸いにしてプログラム終了後にオファーを獲得することが出来ました。私の経験から皆さんにお伝えしたいことは下記の2点です。

同級生と高め合う機会を設けること

戦略コンサルティングファームに限らず、大幅なキャリアチェンジをするのは、例えMBAとはいえ極めて難しいことです。私は、コンサルティングへのキャリアチェンジを志す仲間と「コンサルティングクラブ」を作り、情報共有、お互いの出願書類チェック、ケースインタビューの練習などを行いました。幸いなことに、同級生には同じ志を持つ仲間が多数おり、定期的にトレーニングを行ったり、時には励まし合ったりと精神的な支えにもなりました。

KBSのリソースを活用すること

KBSのOBにはコンサルティングファームに限らず、幅広い業界で活躍されている方々が数多くいらっしゃいます。私も前述のコンサルティングクラブにコンサルタントとしてご活躍のOBの方をお招きして、仕事内容やケースインタビュー対策などのお話を聞かせていただいたり、個人的にお時間を頂き相談に乗っていただいたりと、存分にネットワークを活用しました。

インターンシップでは様々なトレーニングを受けながら、海外のトップビジネススクールの蒼々たる面々とプロジェクトに取り組み、チームとしてアウトプットを出す経験をしました。ハードで刺激的であっという間の2週間で、自分の力量不足を痛感しましたが、「少なくともKBSで学んでいなければこのアウトプットは出せなかっただろう」と、最終プレゼン終了後に思ったことを覚えています。自らに高いハードルを課し、妥協無くカリキュラムをこなしていけば、海外トップビジネススクールと同等の能力が得られるのがKBSだと思っています。