2015年度KBS特別公開講座
"Multi-Sided Platforms"
（アンドレイ・ハジウ准教授ハーバード・ビジネス・ スクール）
開催情報
| 開催概要 | Multi-Sided Platforms Multi-Sided Platforms (MSPs 多面的プラットフォーム)は、複数の種類の参加者が直接コミュニケーションを取ることができる技術、製品、サービスのことを指しており、代表的な例は、Facebook、グーグル社のOSであるアンドロイド、Uber、Alibaba.com、楽天などがあげられます。 こうした企業は過去10年間で目覚しい成長を遂げて巨大化しましたが、成功の源泉は参加者のサーチ・コストや取引コストを引き下げ大きな価値を生み出したことにあります。結果としてこれらの企業はそれぞれが事業展開している業界の中で、卓越したポジションを獲得しています。 今回の講演会では、MSPsに関わる４つの基本的な戦略的意思決定項目（参加グループの数、デザイン、価格構造、ガバナンス・ルール）を紹介し、MSPsとそれ以外のビジネス・モデルの比較等について、理解を深めていただくことを目指します。 |
|---|---|
| 開催日時 | 2015年8月3日（月）19:00～21:00（18:30開場） |
| 会場 | 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール 会場アクセス |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 200名（先着順） |
| 申込期限 | 2015年7月29日（水） 15:00 |
| その他 | 逐次通訳付 |
※定員数に達しましたので、申込みを締め切りました。
講師紹介
アンドレイ・ハジウ
ハーバード・ビジネス・スクール准教授
フランス国立理工科大学(Ecole Polytechnique)およびフランス国立統計経済大学(Ecole Nationale de la Statistique et de l'Administration Economique)にて経済学士、修士を取得後、米国プリンストン大学にて博士号(経済学)取得。1999年仏経済金融産業省のアジア担当財務部、National Economics Research Associatesコンサルタント(2000-2003年)、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)研究員(2004-2005)を経て、2005年よりハーバード大学ビジネス・スクール助教授、2010年より准教授。専門分野は(理論)産業組織論(Theoretical I.O.)で、特に多面的プラットフォーム(売り手と買い手の両方が参加して取引を行う場)の分析を幅広い業界(ゲーム、Eコマース、スマートフォン、ショッピング・モール等)を対象に行っている。International Journal of Industrial Organization, Management Science, RAND Journal of Economics等に多数の業績がある。
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