第63回高等経営学講座 開催報告

高等経営学講座は、毎年夏ハーバード・ビジネススクール 等海外の諸大学から第一線級の講師陣を迎え開講しております。 2018年7月16日(月)~7月24日(火)〔8泊9日〕帝国ホテル大阪 にて、第63回高等経営学講座を開講しました。

招聘教員

Gary P. Pisano

Gary P. Pisano
ハーバード・ビジネス・スクール教授
Harry E. Figgie, Jr. Professor of Business Administration
Harvard Business School

講演者

柳澤 協二

柳澤 協二
元内閣官房副長官補

長谷山 彰

長谷山 彰
慶應義塾長

KBS講師陣

浅川 和宏(副主管) 井上 哲浩 太田 康広 大林 厚臣(セミナー主管)/a>/ 大藪 毅 岡田 正大 小幡 績 後藤 励(副主管) 小林 喜一郎 坂爪 裕 清水 勝彦 中村 洋

新しい技術、新しい市場、ヒントは異業種にあり

第63回高等経営学講座は、「新しい技術、新しい市場」をテーマに、2018年7月16日から7月24日まで帝国ホテル大阪で開催されました。52社から96名の企業トップ層の方が参加されました。

初日の長谷山彰塾長による講演に続き、経営戦略、マーケティング、組織マネジメントなど、ビジネス・スクールの全8分野で計13回のケース討議が行われました。また7月20日には、柳澤協二元内閣官房副長官補を迎え、「世界の構造変化と日本 ―リスク管理とリーダーシップの視点からー」の講演を頂きました。5年間にわたる首相官邸での危機管理の経験に基づく講演で、ビジネスリーダーにも参考になる点が多かったことと思います。最終3日間は、技術戦略とイノベーションの専門家であるハーバード・ビジネス・スクールのGary P. Pisano教授が加わり、ホンダジェットやFlagship Pioneeringのケース討論をしたほか、創造的破壊に対する、「創造的建設(creative construction)」というテーマの講演を頂きました。同講演はイノベーションを生みやすい組織を作るための要点をまとめたもので、講座終了後に三田キャンパスでも公開で行われました。そちらを聴かれた方もいらっしゃると思います。

テーマにあるような、新しい技術が新しい市場を作ることは従来からありました。ただし近年の情報技術の進歩は、市場を融合する作用も強いようです。市場の壁が低くなると、企業のライバルやパートナーは、異業種からも現れるようになります。さまざまな業種からの参加者が、経験を交えて討論をする本講座で、参加者が新しいビジネスのヒントと人的ネットワークを作られたことを期待しています。

第63回高等経営学講座 主管 大林 厚臣

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