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慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)は、BMW Group Japanと共催でトークセッションを開催します。

KBSは1962年に日本初のビジネス・スクールとして設立され、以来50年以上一貫して、「日本の経営・企業社会の将来を担うビジネスリーダーの育成」に努めてきました。1978年開設MBAプログラム(全日制)に加え、2015年、新たな学位課程として、Executive MBA(EMBA)プログラムを開設しました。EMBAは、これからの企業組織を先導していく中核リーダーを育成するプログラムです。単に自らの学位や処遇を考えるのではなく、長期かつ地球規模の視点から、経済社会をより良くサステナブルなものにしていくために、企業や個人がどう貢献すべきかを構想し実現するリーダーの育成を目指します。

ビジネスを取り巻く社会環境は急速に変化しています。「未来」を考えるとき、従来の慣行の延長線上ではなく、あるべき姿から新たな施策を構想する力が求められています。同時に、国際化は待ったなしで進みます。日本の伝統的な歴史・文化の良さを改めて見つめなおすと同時に、異文化の環境の中で、堂々と自らの意見を主張するリーダーが求められています。そうしたリーダーには、経営の知識やスキルを超えて、強い理念、使命感、変化を先取りする経営感覚、地球視点の国際感覚が求められています。今、KBSは、日本企業がグローバルな環境でさらに活躍していくために、「日本の未来を創る、そして世界へ」をコンセプトに、産学連携による実践的な研究を推進し、その成果を教育プログラムに反映していく新たな構想を計画しています。

BMWグループは今年、創立100年を迎えました。未来にコミットするという断固たるスタンスが、この100年、BMWを常に進化させてきた原動力です。この姿勢があったからこそ、BMWグループはプレミアム・モビリティを提供する企業として、世界的リーダーの地位を築くことができました。この歴史を踏まえて、BMWグループは創立100周年のテーマを「THE NEXT 100 YEARS 胸躍る未来へ、加速する」とし、これからも未来を見つめて発展していこうと決意を新たにしています。

「未来」を見つめ続けるBMWグループと、未来志向のリーダーの育成を目指すKBSが共催する本特別講座のテーマは”Mindset toward internationalization”

未来(Future)、使命感(Mindset)、 国際化(Internationalization)、そして日本(Japan)をキーワードとして、日本企業の成長のポテンシャル、必要な変化、リーダーに求められる使命感や国際感覚をフロアーの皆様と共に考えます。

BMWの最近の取り組み、BMW Group Japanを率いるKronschnabl氏の考え方、そしてKBSの考える構想をベースに、パネルディスカッション形式で企業経営の未来について考えます。

開催情報

開催日時 2016年10月24日(月)19:00-21:00 (17:30受付開始-19:30受付終了)
会場 BMW Group Tokyo Bay
会場アクセス
定員 200名(先着順)
言語 英語(通訳サポートあり)
参加費 無料
申込期限 2016年10月21日(金)17:00

タイムスケジュール

17:30 開場 -早めにご到着された方は、ショールームをご自由に見学いただけます
19:00-19:05 委員長より開会挨拶 -河野 宏和 委員長
19:05-19:35 プレゼンテーション:
“Mindset toward internationalization”
-Peter Kronschnabl氏
19:35-20:45 パネルディスカッション
①Kronschnabl氏と岡田教授によるディスカッション
-プレゼンテーション: 岡田教授(15分)
-Kronschnabl氏⇔岡田教授とのQ&A
②参加者を交えてのディスカッション
-Peter Kronschnabl氏
-岡田 正大 教授
20:45-21:00 総括 -河野 宏和 委員長
21:00-22:00 アフターパーティー (自由参加、フリードリンク)

※状況に応じてスケジュールが多少変更になる場合がございます。
※アフターパーティーのみのご参加は受け付けておりません。予めご了承ください。

※参加申込み受付は終了しました。

登壇者

河野宏和
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 委員長

1980年慶應義塾大学工学部管理工学科卒業、同大学大学院工学研究科修士課程・博士課程を経て、1991年工学博士(慶應義塾大学)取得。慶應義塾大学大学院経営管理研究科助手、助教授を経て、1998年より教授。2009年10月より、慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長、慶應義塾大学ビジネス・スクール校長を務める。

Peter Kronschnabl氏
BMW Group Japan代表取締役社長

1995 年 ドイツBMW 本社セールス&マーケティング 国際マネージメント研修制度に
参加。
1996 年 アフリカおよびカリブ地域 商品・価格担当マネージャー就任。
1998 年 アフリカおよびカリブ地域 エリア・マネージャー就任。
2002 年 アジア、太平洋、アフリカ、東欧地域 市場開拓担当部長就任。
2006 年 BMW インド 代表取締役社長就任。
2010 年 BMW グループ・ロシア 代表取締役社長就任。
2012 年 BMW グループ・ベルギー 代表取締役社長就任。
2014 年 ビー・エム・ダブリュー株式会社 代表取締役社長就任。

岡田正大
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授 

1985年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。(株)本田技研工業を経て、1993年修士(経営学)(慶應義塾大学)取得。Arthur D. Little(Japan)を経て、米国Muse Associates社フェロー。1999年Ph.D.(経営学、オハイオ州立大学)取得。慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、助教授、准教授を経て現在教授。

お問い合わせ

慶應義塾大学ビジネス・スクール イベント運営事務局
E-mail: event@kbs.keio.ac.jp

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