第62回高等経営学講座 講師紹介

招聘講師 (※敬称略)

海外ビジネススクール講師

Felix Oberholzer-Gee
ハーバード大学ビジネススクール教授
Andreas Andresen Professor of Business Administration
Senior Associate Dean, Chair, MBA Program

チューリッヒ大学で経済学修士号(首席修了)、同経済学博士号取得。スイスのプロセス制御設計会社Symo Electronicsの取締役およびペンシルベニア大学ウォートン校での教職を経て、2003年よりハーバード・ビジネススクールで教鞭をとる。企業のシニア・エグゼクティブを対象とした講座を中心に競争戦略論の授業を行っている。 ハーバード・ビジネススクールの2年生を対象とした「Strategies Beyond the Market」の授業は、もっとも人気のある授業のひとつである。これまでに数々のティーチング・アワードを受賞。

特別講師

出雲 充(いずも みつる)
株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

駒場東邦中・高等学校、東京大学農学部卒業後、2002年東京三菱銀行入行。2005年株式会社ユーグレナを創業、代表取締役社長就任。同年12月に、世界でも初となる微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養に成功。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」(2015年)受賞。
著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』(ダイヤモンド社)がある。

演題

『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』

概要

微細藻ミドリムシ(学名:ユーグレナ)はワカメやコンブと同じ藻の一種で、栄養価が高くCO2を吸収することから、食料問題、エネルギー問題、地球温暖化の解決など様々な観点から注目を集めています。株式会社ユーグレナは「絶対に不可能」とまで言われてきたミドリムシの食用屋外大量培養に2005年に世界で初めて成功し、ミドリムシの産業利用を進めています。またミドリムシが含有する油脂がバイオ燃料に適していることから、バイオジェット燃料の研究開発も行っております。
株式会社ユーグレナは2014年12月3日、大学発ベンチャー企業として日本で初めて東証一部に上場しました。
講演では起業を思い立ってから、上場までの軌跡、今後の未来像についてお話し致します。


KBS講師陣*50音順

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